Pediatric dentistry - 小児歯科

Pediatric dentistry 小児歯科

nishinomiya aqua dental

「歯医者は怖くないところ」そんな歯科医院を目指しています

歯医者だけでなく、病院に行くのは誰でも初めては「怖い」と泣いてしまうお子さんも多いとおもいます。
当院では、いきなり押さえつけて治療するということははじめません。
治療を始める前にいくつかのステップを踏んでいき、練習するところからスタートします。

治療ではさまざまな器具を使用します。1つずつ説明して、体験して、練習します。
このようにすることで「歯医者=怖い」という先入観を持たないように進めます。

そのため通院期間がかかってしまうことがありますが、お子様が歯医者嫌いの先入観を持たないようにするため、ご協力の程よろしくお願い致します。

むし歯ができる流れ

お口の中の虫歯菌は食事の糖分を体に取り込み、酸を出します。
この酸が歯を溶かし続けることを、脱灰と言います。この作用が続くと歯は溶けて虫歯になってしまいます。
しかし、お口の中には唾液という、優れた強い味方がいます。唾液は虫歯菌によって作り出された酸を中和し、脱灰された歯を修復する役割があります。
これを再石灰化と言います。お口の中は、この脱灰と再石灰化が常に拮抗しています。
しかし、何らかの原因でこのバランスが崩れると、脱灰が優位に働いて、歯が溶けて、虫歯になってしますのです。

規則正しい食事の場合
酸性になっている時間が少ないので、歯が溶ける時間も短く、虫歯になりにくい状態 食事(糖質)をとると、虫歯菌が糖を栄養に酸を排出し、歯が酸に晒されます。しかし、食後は唾液がその酸を中和しPHを元に戻すという「修復」をおこってくれています。
図のように食事をとる時間が決まっていて、だらだら食いをしないで間食もしない場合は再石灰化の時間がしっかり確保され虫歯になりにくい食生活といえます。
規則正しい食事の場合
間食が多く、不規則な場合
唾液が歯を再石灰化する時間が十分に確保できず、虫歯になりやすい状態
食事の時間が不定期で時間もかかり、間食も多いとお口の中は常に酸性の状態で再石灰化の時間が十分に確保できず虫歯になりやすい食生活となります。
歯磨きももちろん大切ですが歯磨きをしっかりしていても細菌がゼロになるということはないのでこの糖質の摂り方が虫歯予防に重要な要素になります。
間食が多く、不規則な場合

虫歯を予防するポイント

  1. 食生活

    その1

    食事ごとに虫歯菌は糖分を素に、酸を作り出して歯の脱灰を進めます。3回の食事以外に間食をたくさんするという人はそれだけ、歯の脱灰が進みやすい環境になってします。
    できれば歯の為にも、間食は控えること。そして、虫歯の原因になる糖分を控える事をお勧めします。

    食生活
  2. 歯磨き

    その2

    歯磨きで取るのは歯垢です。歯垢の中に細菌が存在し、中には虫歯菌も沢山います。
    しっかり歯垢を落とすことができないと、飲食後にそれらの細菌によって酸がたくさん作り出され、唾液による再石灰化が追い付かなくなり、虫歯が出来てしまうのです。
    まずは歯垢をしっかり落とすことが大切です。
    お子様の歯磨きの仕上げ磨きもたいせつなポイントです。

    今の入れ歯の修理・調整
  3. 歯の質・唾液の質

    その3

    歯は体の中で一番固い場所とも言われておりますが、歯の質が弱い人は虫歯菌が出す酸に歯が溶かされて虫歯になりやすいです。
    虫歯になりにくい強い歯を作るには、フッ素を歯に取り込むことが効果的です。
    普段の歯のお手入れ時にフッ素入りの歯磨き粉を使ったり、フッ素入りの洗口剤でゆすぐのも良いです。
    また定期的に歯医者に行って、フッ素を塗ってもらう処置を受けるのもお勧めです。

    食生活
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