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ボトックス治療(咬筋ボツリヌス療法)について

こんにちは、西宮アクア歯科クリニックです。
新型コロナウイルスの感染者数が特に関西で増加傾向です。
感染力が2倍とされる変異株の影響もあって非常に増えています。
緊急事態宣言が開けるとどうしても人の動きがまた増えてしまいますので、止むを得ない状況ですがこの状況を打破するためのワクチン摂取が推奨されています。

今週から高齢者のワクチン摂取が始まる様です。

ワクチンについては、いろんな憶測もありそれぞれの判断に委ねられていますが私は医療従事者として早く受けたいなと考えております。

第3波の時は寒い冬の影響もあってと言われていましたが、今はもう春。
季節も関係なくまだまさ注意が必要な状況です。

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先日日曜日には私は久しぶりのセミナーを受講してまいりました。
今まで緊急事態宣言などもあり約1年延期していましたが、ようやくの開催です。

東京で行われ新幹線で向かいましたが、現在の状況もありかなり空いていました。

会場も検温・消毒や換気もしっかりしており、受講者同士の間隔は大きく空けててソーシャルディスタンスもしっかり確保された状況でした。


今回のセミナーは、咬筋ボツリヌス治療(ボトックス)です。
皆さんはこんな症状で悩まされる事はありませんか?

*歯ぎしり・食いしばりを指摘される
*顎に痛みを感じることがある・知覚過敏がある
*エラの張りが気になる
*食いしばりで歯が割れるのが心配・歯が欠けている
*治療でマウスピースは装着したくない・できない
*頭痛や肩こりがひどい

これらは歯軋り・食いしばりなど主に咬筋と呼ばれる筋肉の過緊張によって起こります。

私もこれ実はあって、よくある歯科医院の対策はナイトガードと呼ばれるマウスピースを装着することなんですが
つけ忘れてしまったり、装置がすり減り割れたり、違和感があったりでなかなかうまくコントロールできないこともしばしばあります。

また歯の負担は軽減されても食いしばる事事態をなくす事もできないため対処療法的な治療法となります。

咬筋ボツリヌス治療(ボトックス)は、ボツリヌス菌の産出するボツリヌストキシンという成分を使用した薬剤を患部に注射する治療です。
ボトックスは筋肉を収縮させる神経を抑制する作用があり、筋肉に注射を行うことで筋肉の過緊張や痙攣を和らげる効果があります。

ボトックスの歯科分野での利用の一番のメリットは、短期間に強い咬合力を減少させることで咬む力をコントロールできることです。
主に、歯ぎしりや食いしばりによる症状緩和、歯周病や矯正治療、疼痛緩和などにも応用されています。

よくあるご質問として、体に害はないのか?とご指摘されますが、

ボトックス治療はボツリヌス菌が産出するタンパクを使用しますので適量使用であれば体に害はありません。
医科では幅広く使用されており、ボツリヌス療法は日本でも認可されている治療法です。

ボトックス注射 治療費は¥33000(税込) となっております。

尚、以下に該当される方は注射をお受けできませんのご了承ください。


・妊娠中、授乳中の方
妊娠する可能性のある婦人は、投与中及び最終投与後半年程度は避妊する。
男性は、投与中及び最終投与後半年程度は避妊する。
※妊娠の可能性がある場合は、治療の内容によってはお受け出来ない場合もありますので、必ず医師にご相談ください。
・本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある方
・全身性の神経筋接合部の障害を持つ方
(重症筋無力症、ランバート・イートン症候群、筋萎縮性側索硬化症等)
・ドクターの説明によりインフォームドコンセントを得られなかった場合

ご質問などございましたら、当院メール相談フォームよりご遠慮なくお申し付けください。

西宮アクア歯科クリニック