Implant - インプラント

Implant インプラント

nishinomiya aqua dental

インプラント治療を行う前の診査・診断が重要です

インプラント治療とは、失ってしまった自分の歯の替わりに、人工の歯根を利用して噛み合わせを回復する治療法です。固定性であるためガタついたりせず、自分の歯のように噛めるようになります。インプラント治療を行うことで、治療後の噛む機能が正しく改善されます。慣れるまでは多少違和感を感じることもありますが、その期間を過ぎれば、自分の歯に匹敵する機能が得られます。しかし、インプラントは万能ではありません。

ITI・Straumann(アイ・ティー・アイ・ストローマン)

当院では「ITI・Straumann(アイ・ティー・アイ・ストローマン)」というスイス製のインプラントを使用しています。ストローマン社は世界的なシェアから見てもトップクラスに入り、信頼性の高いインプラント製品を作っている製造元として知られています。
国内や海外でもインプラントメーカーは多数ありますが、当院では長期安定と信頼性の高さからこのストローマン社製インプラントを導入しています。

ITI・Straumann(アイ・ティー・アイ・ストローマン)

インプラントの構造

上部構造(人工の歯)
おもにセラミック素材のものを使用し、ほぼ自分の歯と同じように自然に仕上げることができます。
アバットメント
インプラントと上部構造を接続するパーツになります。かみ合わせの状態によって、角度を微調整します。
インプラント(人工歯根)
顎の骨に直接埋め込みます。術後はインプラントと骨が強力に結合します。
インプラントの構造

インプラント治療の流れ

  • 1.問診・カウンセリング

    相談

    今の歯並びのお悩みを詳しくお伺いします。
    また矯正治療について詳しくお話ししますので、ご不明な点があればご遠慮なくお申し付け下さい。矯正相談は無料です。

    問診・カウンセリング
  • 2.精密検査・診断

    問診

    まず初診でこられた患者様には今どのようなことで悩んでいるか詳しく教えて頂きます。
    先生にはなかなか質問ができないことがある場合、スタッフにご相談いただく方法もあります。なんでもお気軽にご相談ください。

    精密検査・診断
  • 3.前処置(保険治療)

    処置

    インプラント治療を行う前に、まずは歯周病検査、歯周治療を行います。歯石を取ったり、歯周病を改善させたりと、口の中全体を良好な状態に持っていきます。そのほか今ある自分の歯を残せる状態にある時には虫歯治療・補綴治療を行います。

    前処置(保険治療)
  • 4.一次手術

    手術

    麻酔をしてから、人工歯根と呼ばれるインプラント体(フィクスチャー、ネジ)を埋め込むためのホールを歯槽骨に形成します。
    その後、人工歯根となるインプラント体(フィクスチャー、ネジ)を埋め込みます。v インプラント体(人工歯根)を埋入後、上顎で3〜6ヶ月の治癒期間(定着期間)、下顎で2~3ヶ月程の治癒期間(定着期間)で骨と結合します。
    前歯にインプラント治療を行う場合は、仮歯(人工歯)をその日のうちに医院で作成します。

    一次手術
  • 5.二次手術

    手術

    インプラント上部を歯肉から露出させ、歯肉の治癒を促進するための専用キャップを取り付けます。
    これを二次手術と言います。その後、歯肉の状態が良くなってからインプラントの上部構造の型取りを行います。

    二次手術
  • 6.上部構造の製作、装着

    装着

    歯ぐきがしっかり治ったら、型取りを行いアバットメント、かぶせものを装着しインプラント治療は完了です。

    上部構造の製作、装着
  • 7.定期検診

    検診

    治療が終了したら、定期検診が重要です。
    インプラントは虫歯にはなりませんが、噛み合わせや歯の清掃状態によってインプラントを支えている骨が痩せてしまう可能性があります。
    定期検診で専門的なクリーニングと噛み合わせの確認を行い、インプラントを長持ちさせましょう。

    定期検診

歯を失ってしまった人へ

過去に虫歯がかなり進行して残せなくなり残念ながら抜歯をした事や歯の根っこだけ残っているままの場所がお口の中にありますか?歯を失ったところをそのまま放置すると、両隣の歯が倒れこんだり、咬み合う歯が伸びてきたりと、歯列が大きく乱れてくる原因となります。そうなるとさらなる歯の喪失につながってしまいます。そのままにしておかず早期に治療することが非常に大切です。

歯の移動が起こってしまうと、新しく歯をつくるスペースがなくなり、治療がどんどん困難になります。場合によっては、先に矯正治療で元の咬み合わせに戻さなくてはなりません。時間も費用も多くかかってしまい、負担が大きくなります。

インプラント

インプラントとは、金属など人工歯根を使った人工歯のことを指します。歯が抜けた後の治療法には、移植等の特殊な要件を満たした治療をのぞくと、インプラント・ブリッジ・入れ歯の三つに分かれます。
予算や本人の意向、その時の状態によって各々治療可能な場合と不可能な場合がありますが、選択肢として最も多く用いられるのがこの3つです。
入れ歯やブリッジは失った歯の根っこは回復せず、上に歯を入れる方法ですが、インプラントは顎の骨に直接ネジ状のインプラントを埋め込みます。顎の骨とインプラントがしっかり結合することから、入れ歯やブリッジの様に隣接する歯に負担をかけない治療が可能になります。
当院のインプラント治療は世界でも1、2を争うシェアと、高い安全性を誇るストローマン社製のインプラントを使用しています。従来のインプラント治療に比べ短期間で噛める状態にまで治療することが可能です。

インプラントとは?

ブリッジ

ブリッジは保険治療ではよく行われてきた治療方法です。抜いた歯の両隣の歯を削り、繋がった歯を入れて『橋を渡す』ことからブリッジといいます。抜歯した歯が多くなると、その分橋の土台となる歯は増えていきます。この治療は、入れ歯のように取り外しがない所や、比較的元の咬み心地に近い形になることがメリットですが、両隣の歯が虫歯にもなっていない健康な歯であっても削る必要があることや、食べ物のカスがつまりやすいため、専用の歯間ブラシやフロスで清掃して頂くことがデメリットとして挙げられます。保険治療なら強度の関係で銀歯になりますが、保険適用外ならセラミックなどを使用して白くてきれいな歯を製作することが出来ます。

ブリッジとは?

部分入れ歯

部分入れ歯は歯の無い場所の周囲の健康で安定した歯に金具を引っかけて固定し使用する取り外す形の治療法です。ブリッジに比べ、両隣の歯をほとんど削らない・取り外しが可能なので歯のない所の衛生管理がしやすいことがメリットです。デメリットは入れ歯では元の咬み心地の1∼2割しか咬めないことや、入れ歯の厚みによる違和感があり、慣れるまで時間がかかることです。また保険診療なら残りの歯に引っかける金具は銀色になり、目立ちやすくなってしまいます。入れ歯治療内にもさまざまな選択肢があります。保険適用外なら、入れ歯の厚みを特殊な金属を使用し極力薄くして違和感を減らす事や、金属を使用せず見た目に考慮したお出かけ用の入れ歯を製作する事など様々な入れ歯治療を取り扱っています。

部分入れ歯
  ブリッジ 入れ歯 インプラント
イメージ ブリッジ 入れ歯 インプラント
保険適用 可能 可能 不可
メリット
インプラント
  • 固定式なのであまり違和感がない。
  • セラミックを使用することで天然歯のようにきれい。
  • 治療期間が短い。
  • 比較的、治療が簡単で短期間。
  • 通常の入れ歯の材質・方法なら治療費が安い。
  • 他の歯を削らなくても良い。
  • 自分の歯と同じような感覚で噛むことができる。
  • 見た目が美しい。
  • 周りの歯を傷つけない。
  • 顎の骨が痩せない。
デメリット
インプラント
  • 両隣の健康な歯を削らなければならない。
  • 支えになる歯に大きな力の負担がかかる。
  • ブリッジと歯肉との間に食べ物のカスがつまり、口の中が不衛生になりやすい。
  • 硬いものをしっかり噛めないことがある。
  • ガタつきがあり違和感を感じる。顎の骨が痩せる場合が多い。
  • 留め金が見えて見た目がよくない。
  • 手入れが面倒。
  • 1日の簡単な手術が必要。
  • 比較したとき治療費が高い。
  • 骨への定着期間を入れると治療に時間がかかる。