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神戸臨床小児歯科研究会【kscp】に参加させて頂きました
こんにちは、西宮アクア歯科クリニックです。
先日は、三宮で行われました神戸臨床小児歯科研究会【K・S・C・P】の秋の例会に参加させて頂きました。
講演は2部構成で行われ、佐本先生によるインビザラインの講義に始まり、その後会員の先生方の症例検討会に移りました。
佐本先生のご講演では、インビザライン治療におけるトラブルシューティングをわかりやすく教えて頂きました。
インビザライン は設計が全てを担うといってもおかしくないくらいトリートメントプラン【クリンチェック】が重要になります。
送られてくる設計案に対し、無理のない設計になっているか見る目が大切です。
そして、予測している動きと違った動きをしてきた時の対応も考えておく必要があります。
それらのインビザライン 治療における起こりうるトラブルへの対応を多数教えて頂き大変勉強になりました。
またその後休憩を挟み行われた、会員の先生方の症例発表では先生方の症例に対して
佐本先生がアドバイスをして、会員の先生方とディスカッションを行いながらいろいろなケースについて見る目を養う良い機会となりました。
混合歯列期のお子さん仕様として導入されたインビザラインファーストについても議論にあがりました。
こちらについては乳歯の生え変わるタイミングや、遠心移動によって怒る歯胚への影響など
個人的にまだまだ思うところがありますが拡大床など違和感で付けられないお子さんに対しては、
違和感なくずっと使ってくれているということなので
治療オプションの1つのメリットとして考える機会となりました。
お子様の歯並びの原因は、
口呼吸、口腔周囲筋バランスの不良、悪週癖が大きな鍵となるのは間違いありませんので
大人の様に歯に直接力をかけて動かすよりは、鼻呼吸を獲得し、悪週癖を改善し、口腔周囲筋バランスを整えてあげることがまず最優先ではないかと個人的には考えております。
一部のお子様で慢性鼻炎のために鼻呼吸がしづらい、嘔吐反射が強く装置が使えない、
そのような時に今回のようなインビザラインファーストが治療選択肢になるのかなという結論に今は至っています。
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11月も後半戦に差し掛かっております。
2019年もあと1ヶ月半です。
朝の気温は一桁台になる日も出てきましたね。
私は熱すぎないお風呂にゆっくり浸かってしっかり温まる様にしてリラックスしています。
皆様も体調管理には十分にお気をつけください。
西宮アクア歯科クリニック
TEL 0798-23-3003