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ホワイトニングQ&A ホワイトニングでなぜ歯は白くなる? (西宮でホワイトニング)

こんにちは、西宮アクア歯科クリニックの院長の滝川です。
先日お伝えしたホワイトニングについてのご質問にお答えして行きたいと思います。

「ホワイトニングでなぜ歯は白くなるの?」
「ホワイトニングに害はないの?」

という最も多くお問い合わせ頂くことについてご説明致します。 

まず歯科医院でホワイトニングで使用する薬剤は 過酸化水素と過酸化尿素になります。
過酸化水素は、漂白剤や殺菌剤として広く利用されています。
高濃度のものは皮膚に触れると火傷を起こすので注意が必要です。

ホワイトニングで用いる過酸化水素は低濃度ですが、処置前に歯肉などの保護をしてから施術に入りますのでご安心ください。

またホワイトニングは麻酔等は必要ありません。
過酸化水素からは活性酸素が発生します。
この活性酸素の酸化作用によって歯の中に含まれる有機物が分解されます。

有機物が分解されると歯がいわゆる漂白され、結果として歯が白くなります。
その際に光など当てることによってさらに多くの活性酸素を生じます。

当院の最新のビヨンドホワイトニングは、短時間の光照射でホワイトニングの効果を高めることが可能です。(7分×3回)
光をあてる際に発生する熱による歯へのダメージが懸念されていましたが、最新のビヨンドポーラスでは発生する熱を抑えることで歯へのダメージを防ぐことが可能です。 

またホワイトニングで歯が白くなる理由として、歯の表面構造が変わることによって白く見える効果もあります。
例えるならば、透明な窓ガラスから白い雲りガラスに変化することで歯が白く見えるようになります。

この2つの作用でホワイトニングで歯は白くなります。

ホワイトニングは大きく3つに分かれます。

①病院で行うオフィスホワイトニング
②自宅で行うホームホワイトニング
③施術も全て自分で行うセルフホワイトニング

歯科医院で扱うのはオフィスホワイトニングとホームホワイトニングです。
医療機関ではないサロンで扱うのはセルフホワイトニングになります。

過酸化水素などは医療機関でしか扱えませんので、サロンで行うセルフホワイトニングで使用する材料は主に重曹になります。 

重曹には歯自体を白くする効果はもちろんありません。
しかし洗濯物と同じで歯についた汚れを落とす効果はあります。

歯自体についた汚れを落として歯本来の色に戻す処置なので同じホワイトニングといっても歯科医院で行うホワイトニングとは全く別物ですので注意して下さい。

今後もホワイトニング等でいただいたご質問にお答えしていきたいと思います。

もう秋が見え隠れしている時期になりました。
秋といえば食欲の秋ですね。
先日も晩御飯に外食に行きましたが、その後で甘いものが欲しくなりちょっとスタバに寄ってしまいました。
しっかり運動もして健康管理にも気をつけたいと思います!