こんにちは、西宮アクア歯科クリニックです。

今回は、インビザラインの平均的な治療期間や、治療期間が長引くケースについてご紹介します。インビザラインは、透明なマウスピースを使用して歯並びを整える矯正治療方法です。ワイヤー矯正よりも装置の見た目が目立たず、取り外しができるため、食事や歯磨きの際にも便利です。インビザライン治療を考えている方にとって、治療期間は重要な関心事ではないでしょうか。

●インビザラインの平均的な治療期間

インビザラインの治療期間は歯並びの状態や治療の目標によって異なりますが、一般的には2年から2年半程度とされています。軽度な歯並びの乱れや部分的な矯正を希望する場合は、それよりも短い期間で治療が完了することもあります。一方で、複雑な症例や全体的な歯列矯正が必要な場合は、それ以上かかることもあります。

インビザラインの治療期間は、初診時に行われる診察やシミュレーションに基づいて、担当の歯科医師が見積もります。患者様ごとに個別の治療計画が立てられ、それに基づいて一連のマウスピースが作成されていくという流れです。治療の進行とともに歯の動きや治療効果を定期的にチェックし、必要に応じて治療計画の修正が行われます。

●治療期間が長引くケース

インビザライン治療は計画通りに進行すればスムーズに終わりますが、いくつかの要因によって治療期間が長引くことがあります。

・マウスピースの装着時間不足

インビザラインの治療ではマウスピースを1日20～22時間以上装着することが推奨されていますが、この指示を守らないと歯が予定通りに動かず、治療が遅れる原因となります。

・マウスピースの破損や紛失

マウスピースの紛失や破損が発生すると新しいマウスピースの作成や再調整が必要になるため、治療が長引くことがあります。さらに、歯科医師の指示に従わず定期的な診察を受けない場合も、治療が進まず期間が延びるリスクがあります。

・そのほかの予期せぬトラブル

治療中に予期せぬ問題が発生することもあります。例えば、歯の動きが予想よりも遅い、治療途中でむし歯や歯周病が見つかるなどのケースです。このような場合には治療期間が延長されることがありますが、これも患者様の個別の状況に応じた判断が行われます。

●まとめ

インビザラインの治療期間は歯並びや治療目標によって異なりますが、一般的には2年から2年半程度が目安です。スムーズに治療を進めるためにも歯科医師の指示に従い、適切にマウスピースを装着し続けることが大切です。

インビザラインでの歯列矯正にご興味のある方は、お気軽に当院までご相談ください。