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歯ブラシの洗浄・保管と交換時期
こんにちは、西宮アクア歯科クリニックです。
毎日使う歯ブラシは、清潔に保ちたいですよね。
今回は、歯ブラシの洗浄や保管の方法、交換時期についてご紹介します。
●歯ブラシの洗浄方法
歯磨きをしたあとには歯ブラシを洗う方がほとんどかと思いますが、正しい洗い方を知らない方も意外と多いのではないでしょうか。お口の中には様々な細菌がいるため、歯磨きに使った歯ブラシにも目には見えないものの無数の細菌が付着しています。したがって、正しく洗浄しないと歯ブラシに残った細菌が繁殖してしまうのです。
使い終わった歯ブラシは、流水下で丁寧に洗います。ただ水で流すだけではなく、毛と毛の間についた汚れを落とすことを意識しながら洗います。特に毛の根元の部分には汚れが溜まりやすいため、汚れが残っていないか確認するようにしましょう。
●歯ブラシの保管方法
歯ブラシを正しく洗うのと同じくらい、正しく保管することも大切です。せっかく洗った歯ブラシも水気が残ったまま保管すると、細菌が繁殖する原因になってしまいます。洗った歯ブラシはしっかり水気をきり、キッチンペーパーや清潔なタオルなどで水分をよくふき取ってから、風通しのよい場所で保管するようにしましょう。また、保管の際には自分以外の人の歯ブラシと触れ合わないように気をつけましょう。
●歯ブラシの交換時期
毎日正しく洗って保管していたとしても、僅かに残った細菌は少しずつ繁殖していきます。定期的に歯ブラシを新しいものに交換することで、清潔な歯ブラシを使い続けることができるでしょう。1日3回歯ブラシを使用した場合、目安となる交換時期は1カ月とされています。見た目には問題なかったとしても、1カ月に1度は新しいものに交換することを心がけましょう。
●歯ブラシの毛先が開いてきたら?
歯ブラシを使用していると、徐々に毛先が開いてくることがあります。毛先が開いた歯ブラシは、毛そのもののコシが失われていたり、毛先がしっかりと歯に当たらなくなるため、効率よくプラークや汚れを落とすことができません。歯ブラシを後ろから見たときに毛先がはみ出していたら、それは毛先が開いてきたことのサインです。1カ月経っていなくても、新しいものに交換するようにしましょう。
また、あまりにも歯ブラシの毛先が開くのが早い場合は、磨き方に問題がある場合があります。磨くときに力を入れすぎてしまうと、毛がしなり、開きやすくなってしまうのです。磨く際は、歯に当てた毛先が変形しない程度の優しい力で、「ゴシゴシ」ではなく「シャカシャカ」をイメージして磨くようにしましょう。もし適度な力加減が分からない場合は、定期健診などの際に歯科衛生士までご相談ください。
●まとめ
今回は歯ブラシの洗浄や保管の方法、交換時期についてご紹介しました。毎日使う歯ブラシを正しく洗い、保管し、交換することで清潔に保ち、むし歯や歯周病を効果的に予防しましょう。