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保険適用の白い歯について
治療のご説明をする時によくある患者様とのやり取りが
「保険が効きますか?効きませんか?」といったやり取りです。
日本特有の国民皆保険制度の保険適用治療と保険適用外のいわゆる自費治療では治療費が異なることからこのような質問が多く聞かれます。
近年保険適用範囲の拡大に伴い、今までは保険治療の場合は総合的に判断して銀歯が第一選択だった箇所に保険適用の白い歯を入れることが一部可能になっています。
特に大きな違いは小臼歯と言われる前から4番目、5番目の歯にCADCAM冠と呼ばれる白い歯が適用になったことです。
従来の硬質レジンジャケット冠(HJK)に比べ、強度が約2.5倍と割れるリスクが低減しました。
一塊のプラスチックからコンピューターで削り出すので材質の安定性もあります。
大きな欠点は、徐々に変色することです。
また強度も見栄えもセラミックなどと比較すると大きく劣ります。
保険治療は、治療費が自費治療に比べて安価なのは大きなメリットですが、そこだけを捉えて先行してしまうのは注意が必要です。
審美性、機能性、予後などお口の中の健康を広い視野で見た時にベストな治療法にならないケースが多々あります。
ご相談は無料です。
1つだけではなく、それぞれの治療法の利点・欠点をお伝えし、
一番ご希望に沿う形の治療法をご提案させて頂きます。