こんにちは、西宮アクア歯科クリニックです。

連休もあけて1週間が経とうとしていますが、いまだ緊急事態宣言下、自粛要請が継続しています。

兵庫県におけるPCR検査数陽性人数陽性率ですが、

5月5日  64件 6人 9.4%

5月6日  158件 3人 1.9% 

5月7日  138件 3人 2.2%

5月8日  196件 1人 0.5%

5月9日   241件 8人 3.3%

5月10日  88件  5人 5.7%

5月11日  110件 1人 0.9%

となっています。

 

4月中旬ごろの陽性率と比較してみても、減少傾向にあり感染者0人が継続している複数の都道府県では緊急事態宣言の解除にむけて

政府が動き出しているニュースも出てきています。

 

そこで気になるのは【第二波】です。

韓国や中国などロックダウン解除を行った国では新たにクラスターが発生し、感染者が再び増加しました。

緊急事態宣言を解除すればほぼ確実にこの第二波はやってくると思います。

日本は法律で禁止されているわけではなく、ここまで国民の努力で3密を避けて自粛してきました。

今まで我慢してきたことを解放されると反動でより人の動きが活発になると思われます。

 

そのため今からウイルスが開発されるまでの期間、この新型コロナウイルスをどう接していきながら元の暮らしに近い形を

取り戻すのか考えなければいけません。

歯科医院ではできることがいくつかあると思います。

厚生労働省は新型コロナウイルスの感染拡大の時限的取り扱いに基づき歯科医院のオンライン診療を行うことを認めています。

内科等と違い歯科はその治療のほとんどがお口の中を実際に処置する必要があるので効果的とはいえませんが、一部の投薬のみ行う

患者様には有効かもしれません。

 

また人と人の接触を可能な限り減らすため、受付の会計をセルフレジにすることを検討しています。

医療機関ではまだ馴染みが少ないセルフレジですが、今後導入する医療機関は増えるのではないでしょうか。

 

また今回の未知のウイルスとの戦いと通して改めて口腔ケアの重要性を知って頂ければと思います。

ウイルスの感染は主に目、鼻、口から起こります

インフルエンザウイルスを含め、ウイルスは核酸という遺伝子をカプシド(注:新型コロナウイルス(COVID-19)はエンベロープという別のタンパクにも包まれています)

というタンパクのカプセルに包まれた構造になっています。

口腔内を含め腸管内の細菌もプロテアーゼ(プロテイナーゼ)というプロテイン(蛋白質)分解酵素を持っています。

不衛生な口腔環境にある口腔内にはたくさんの細菌が存在し多くのプロテイナーゼとウイルスのカプシドやエンベロープが接触します。

その結果インフルエンザウイルスをはじめとしたいくつかのウイルスはカプシドやエンベロープがタンパク分解酵素により分解されてはじけるような状態になり、

ウイルスが口腔粘膜を中心とする粘膜細胞に侵入しやすくなります。

口腔内の細菌叢を正常に保ち菌量を少なくするとインフルエンザウイルスの感染が成立しにくくなる、という理由はそこにあります。

 

口腔内環境を整えることがあらゆるウイルス感染の防衛に役立つことを知って頂き毎日の歯磨きを正しく行って頂ければと思います。

 

西宮アクア歯科クリニック